2023年8月6日シゲ部 人情心中の話

ソロ曲の話ね。なんでかっていうと、タイトルだけ出てるからさ。みんなあれやこれや。でも楽しみにしてくれているメールがとても多くて。嬉しかったです。

✉️まず確認したいのですが、人情心中(しんちゅう)なのか(しんじゅう)なのか。これによってこちらの妄想も変わるので、是非お伺いしたいところです

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✉️加藤さんのソロ曲はライブの演出が加わって初めて完成するイメージがあると思うので

まさにね

✉️ソロの人情心中は曽根崎心中の心中ですか?

いい線いってますねー勘のいい人はその線くるよなー

✉️なんといっても気になるのは

みんな気になるねwww

✉️作詞作曲加藤シゲアキ、人情心中というタイトルだけですでにしげしげしい。いろいろな考えをめぐらせてみるもいつも思いもよらないところから、ぶん殴ってくるシゲアキさんの天才的な思考を容易に予想できるわけもなく…

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✉️すでに勝ちを確信している、シゲアキ100%のソロ曲楽しみにしています

wwwwww嬉しいwww嬉しいよ。

アルバムの曲はさ、やっぱいい歌を歌うっていうボーカリストの気持ちじゃない?でもソロ曲はほんとに自分で作ってるからさ、クリエイターとして誉められる気持ち、作家として。これ全然違う感覚なんですよ。えーっとですね。どっから話すか。読み方としては人情心中(しんじゅう)って歌ってます。ただ、物騒なタイトルでしょー?この物騒なタイトルでいくかどうかはほんと迷ったんだけど。加藤シゲアキ個人としての20周年、あ、個人じゃないか。加藤シゲアキとしての、僕の考える、20周年、NEWS20周年の合言葉は心中だったんですよ。そりゃまあ心中て言うとね。まさにね怖い、物騒なイメージがある太宰治的なことを考える人が多いと思いますけどまぁそういう。元々は、心中(しんちゅう)って誠の心、忠誠を誓うみたいなことが始まりだったんですよね。まぁまぁ、だんだんと愛を誓うみたいな方向へいき、まあ曽根崎心中ね。浄瑠璃、当時それが爆発的なブームになって男女が三途の川を渡ろうとするということですよね。それが社会問題になって政府がいろいろ動くってことが社会背景にあったわけで。元々は、忠誠を誓う、男女の誓い、心の真ん中だよね。っていうところを考えたときにちょっといきすぎるところも考えて、僕となんか、ファン。NEWSとっていうと2人を代表するのはあれですけど僕個人としては20年もちろん途中で好きになってくれた人もいっぱいいると思いますけど。NEWSを応援してくれる人ってすごい愛に溢れてるし。どこまでもついてくっていう人も結構いるんだろうなって思ってて。その感じが、僕自身も、ファンのためにというか、ファンという、ファンのみなさんという一人の人を、愛するようにここ20年間活動してきたんじゃないかと思うし。まあ、その辺の詳しい話はまだまだこの先していくと思うんだけど、そう。20周年ってところから韻踏んで心中についたってこともあるんだけどwwwなんかこう、僕の中で、にじゅう、心中、にじゅうって二つの重なり。二人僕たちが重なって心中してきたって二重心中っていうのがなんか、頭に思いついたフレーズで、テーマで。このテーマはソロ曲以外にもつまり、広がっていくんだが、それはたぶんその時に、わかる。それはたぶんそんな先ではないときに。あのー自分の中ではそんなテーマなんですよね。

でぇ、二重心中から人情心中になってるってこともあるんだけど、人情ってとこから。曽根崎心中いいところいってるんだけど、僕今回のソロ曲は、ゆってしまえばね、まぁ、聴いたらわかるんだけど、落語をね、落語からモチーフを得ており、知ってる人は、らくげの、、wwwらくごの名言を並べただけやんけって思うと思う。落語詳しい人はむしろ安直だと思ってしまう。かもしれないと思ってしまうぐらい、落語の名台詞やら、有名なさげ、そういう部分、落語用語みたいなものをサンプリングし、再構築するっていう、リリックなの。それは、滑稽話ですけど、落語には品川心中とかおもしろ滑稽話があったりとか。あれくらいの頃とか流行ったふれではありますけどね。だから、まぁ、もう、むやみやたらにサンプリングしてるっていうよりは、いろんなところ、ひっかけております。20年、一緒に寄り添ってくれた方に対しての宣誓みたいな。全くもってラブソングではありませんが、加藤シゲアキのアティテュードを表現するという意味ではなっております。だいぶ今回もカオティックです。まぁ詞についてはそれぐらいにしようかな。トラックはなんでそれにしたかっていうと、僕は暇なときに、ちょこちょこトラックをつくるっていう現実逃避をしてるんですよ。長々ではなく8小節ぐらいのループ素材をつくるんですよ。ライブの地方とかもそういうのを作って流してたりするんですよ。まぁそんなこんなで8小節とか16小節ぐらいのトラックがいくつかあって。今回どの線でいこうなって思ってたときに。僕その時、チェーンソーマンすごく好きで、アニメね、漫画と面白いし読んでますけど。アニメがすごい好きで。毎回曲変わったじゃないですか。エンディングが。もし加藤シゲアキがエンディング曲をつくるならっていう勝手なテーマでwww何やってんだろうwww原稿の合間で、現実逃避も甚だしいwww加藤シゲアキがチェーンソーマンのエンディングやるならこれかなっていう、暴力的なエンディングが多かったじゃないですか。オープニングも多かったけど。あのー歪んだ感じ?バイオレンスな感じ?女王蜂なんてバイオレンスでしたからね。ハードなやつをつくろうみたいなトラックを素材集めてつくってたのがあのイントロだったんですよね。イントロほぼまんま。そっから、つくってってぇーみたいな。ベースのリフとギター、ベースとギターかそのリフ?とドラムのテンポはもともとあって。それは早めにできたんだけど。僕ほら、最後自分で作るからメンバーの空気見てつくるんですよ。こやまさんの方向、ますださんの方向、プロデューサーから聞いてあ、被んないな。みたいな。方向性としたらアジタートと近いですね音の感じからしたら。今回はドラム、ベース、ギターの録音も立ち会ってトラックダウンも行ったんで。あのーそうっすね、自分の思うままにつくれましたし。ほんとにあの、バンドマンの方が、僕は打ち込んでるからわかんないんだけど弾くとなるとむずかしいらしくて、めっちゃ苦戦してましたねwwwゴメン(笑)みたいな、すんません、!みたいな自分は弾かないんで難しさわかんないんですけど、そのなんか、スタジオミュージシャンたちが苦戦している感じがさらに乗っかって、めっちゃよかったっす。はい。評判もよいっすけどね。スタッフからのは。かっこいいかっこいいって。落語考察好きな方はしても楽しいんじゃないかと思います。今回もカオスな感じで。でも僕からしたら、それこそ、心の真ん中じゃないですけど、実に誠実につくりましたよ。ふざけてる訳じゃないですけど、楽しんでもらえると嬉しいです。

それでは最後の曲です、NEWSでヒカリノシズク。