シゲ部 編曲の話

✉️編曲とは具体的にどのようなことをするのでしょうか。作曲と編曲の違いとは。
えーーざっくり言うとですよ、ざっくりとですけど、作曲はメロディー、編曲はオケって考え方でいいと思います。
えーだから、作曲は誰でもできるっていうのは僕はいつも思うんですけど。例えば、ギターを適当に弾きながら歌っただけでもデモといえるし、えー場合によっては鼻歌だけ?もう適当にボイスレコーダーに入れてっていうデモの作り方をする人もいます。それでもメロディーを作れば、んーーあのー作曲としてもちろんいえるので。曲を作ったってことにはいえるので。メロディーを作ることが大きく作曲かなと思います。
僕の場合だからそのーギターとかで、デモつくるけど、曲になったときは、例えば、具体的には覚えてないけど、あやめとかさ、世界なんかもそうだよね、世界の時はテキトーにコード弾いて、テキトーにっていうか自分なりにコード弾いて、あのメロディーを作るんだけど。編曲、いつも中西さんにやってもらってますけど、中西さんにお渡ししてコードも変えてもらうし、変えることもあるし、そこに入ってくるSEとか音とか足してもらう。のがやっぱり編曲なんです。
今回、じゃあ僕が曲を作って、トラックを作った、っていうよりは、今回はもっと根本的に今みたいなメロディーからつくることが今まで多かったんですけど、今回はまずコードを作ってトラックをなんとなく作って、その上でメロディーを作っていた。もちろん、サビ、、サビって言わないんだけどなああいうの、まぁコーラスっていうか、もちろん頭に浮かんでいたメロディーもあるんですけど、それ以上にこうトラックを打ち込みながら、その上でメロディーをはなし、、歌っていったんです。その、トラックが全然変わるんだとしたら編曲とは言わないと思うんですけど、実のところこれをすごく採用してくれたんですね、僕のコード進行であったり、あの、音の選び方であったり、もちろん全部作り直すんだけど、大きく、元を採用してくれたって感じでしたね。
編曲といっていいんじゃないの、と言われたので、ありがたいなと。僕の手順としてはだからー作ったあとに編曲に関わったってよりは作曲と編曲を同時にやっていたってことに、近いと、思います。
それをね、中西さんが今回も、うん、いろいろとやってくださって、まぁ逆に言えば今までとそんなに違う、いつもよりだからぁ、デモをしっかりと作って、デモのニュアンスがそのままソロ曲になったっていう感じなんですよね。
いつも結局作ってる現場のスタジオにお邪魔して、この音ああしてこうしてください、この音やっぱりごめんなさいいらないです。あれ足してほしいです。って言って、トラックダウン、こっちまた、マニアックな話になっちゃいますけど、トラックダウンか、ね、ミックスかに行って、コーラス上げて、下げて、とかさ、この音もうちょっと歪ませて、とかさ、あー回してとかさ言うんだけど。
まぁそんな感じですね。編曲っていう、今までもやってたんだけどいつもよりがっつり曲を、細部まで、いつも以上にやったかな。だから編曲に名前を入れていいんじゃないのって言ってくれたんで、あのーありがとうございますと。かつNarrativeなんでね今回は自分のSTORYでもあるので、なるべくとにかく自分のハンドメイドっていうか、して、こーかなっていうとこもあって今回、編曲したってことになるんでしょうね。